性暴力裁判を記事にするときの葛藤 | 高橋ユキの事件簿 #157
読み直してみたらライター講座みたいな内容になってしまいました
高橋ユキ
2022.07.22
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こんにちは〜。暑かったですね・・・
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最近の性暴力裁判について
サムネイルはいずれ替えます〜
先日、メッセージをいただきまして、そちらに、性暴力事案についての言及がありました。いつもいろいろなリクエストを恐縮です。
〈性暴力裁判や、0日乳児殺害事件など、女性に関する裁判は真実があまり知られていないことも多く、裁判を通じて原告側、被告側の事情や事件の本質をもう少し社会全体に伝えていく必要性を感じております。もし機会がありましたら、取り上げていただけるとありがたいです。〉
性暴力事案についてまずお話しする前に、こうした事案の取材執筆について、書いてみたいと思います。Twitterにも書いたのですが、せっかくニュースレターなので、もう少し葛藤を……。
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被害者秘匿の裁判がほとんど
いつからかは、はっきりとはわからないのですが、少なくともこの5年くらいで、性暴力がおこなわれた事案の刑事裁判において、被害者の氏名や住所は「秘匿」の扱いになっていることがほとんどです。