「バカヤローおじさん」と「生卵投げ入れ女」 | 高橋ユキの事件簿 #349

の前に。

いま、このニュースレターのシステム上、メールの返信が送れないようになっているそうです。なにか連絡等ございましたらinfo@kasumikko.comにいつでもメールください。

オリンピックと猛暑と地震で騒がしいですが、いつものように事件を見ていきます……。

いつでも気になる隣人トラブル。

最初「奈良の騒音おばさん」の事件に再注目した記事かと思ったぐらい、タイトルから読み取れる内容が似ていてビビりました。

〈自宅敷地から隣家に向け「バカヤロー」「どろぼう」などという録音音声を拡声器で流し続けた疑い。容疑を否認しているという〉

〈通報件数は今年だけで300件近くあるという。7月に入ってからは行為の頻度が上がり、これまでの朝夕の時間帯だけでなく、夜間にも音声が流れるようになったという〉

通報が300件近く！すごすぎる。

TBSは映像もありました。

確かにかなりうるさいし怖い。

〈県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、名護市に住む自称・会社経営の粟國朝淳容疑者（61）です。〉

しかも名前も出ていたのでググってみたらユーチューブチャンネルが出てきた。

歌が流れるのはいいんだけどこの作業しているみたいな映像は何・・・・・

この映像には名護が映っているようなのでたぶん本人だと思われます。

どんな事情があったのかユーチューブからは読み取れず、気になってしまいます。

夏のせいか、岐阜県でも隣人トラブルによる逮捕ニュースがありました。

『隣の家に嫌がらせか　生卵を投げ入れた疑いで女（53）逮捕　岐阜・川辺町』

〈警察によりますと、各務容疑者は先月19日と25日の2日間にわたり、川辺町にある隣の住宅に生卵を複数個投げ入れる、嫌がらせ行為をした疑いがもたれています。
調べに対し「やっていません」などと、容疑を否認しているということです。〉

2日間の卵投げ入れ容疑で逮捕されていますが、それまで長期にわたる嫌がらせがあったようです。東海テレビはこんなふうに報じています。

〈女性によると、理由のわからない各務容疑者からの嫌がらせはおよそ15年前から始まり、徐々にエスカレート。以前にも同様の容疑で逮捕されたことがあったといいます。〉

って。えぇ〜〜！ですよね。隣人によるとキッカケも思い当たらないとのことで恐ろしいです。しかも否認しているようです。

中京テレビは詳しいです。

〈こんなケースも。卵を投げますが、隣にまで届きません。
すると、各務容疑者がやってきて、落ちた殻を拾って隣に投げ入れたのです。
被害を受けた女性：「１回だけ、ゆで卵を投げられたんですけど、外にあった農機具をいれるボックスが割れてしまって」〉

〈各務容疑者は3年前に一度同じ容疑で逮捕されたものの、その後も同様の行為を繰り返しているといいます。
さらに…。
被害を受けた女性：
「帰ってきて車のドア開けた瞬間に『クソババァ』とか言われて」〉

本当に恐ろしいです。迷惑防止条例違反での逮捕歴ありの方がまた逮捕されたという事案なので、もし懲役にいくことになっても半年とか1年程度で戻ってくるので、お隣のかたが心配です。

2019年に福岡で起きた殺人事件について犯罪被害者給付金が受け取れないのは不当だとして裁定の取り消しを訴えた裁判のニュース。

〈訴えによりますと女性は２０１９年３月、小竹町で内縁の夫が義理の父の松隈利夫受刑者に包丁で刺されて殺害され、自身も刺されて重傷を負いました。〉

しかも〈松隈受刑者は殺人などの罪で懲役１５年６カ月の判決が確定し、服役中に亡くなっています。〉とのこと。

〈福岡地裁で７日に開かれた裁判で女性は、内縁の夫が幼少期から松隈受刑者に虐待され、内縁の夫と２人で購入した土地も不法占拠されるなど、事件前から「親子関係」は破綻していたと訴えました。〉

そんな事情があるけれど〈これまでに女性は、被害者の「内縁の妻」として犯罪被害者支援法に基づいて支援金の給付を国に求めましたが、加害者と被害者に「親族関係がある」として棄却されていました。〉ということで、この裁判がどうなるのか注目しています。

事件そのものの報道が残っていないか検索しても出てこず、まとめブログみたいなものがヒットするだけでした。

本当のまとめブログには発生当時のネットのコメントなどもコピペされているものがあるのですが、そこには、この内縁の妻と被害男性が男の資産を巻き上げようとしたんじゃないかみたいな書き込みがあって（ひどい！）、これも女性を苦しめたのではないかと思います。

同じく福岡の久留米で、刃物が刺さった状態の女性が死んでいたというニュース。

〈7日午後4時半ごろ、福岡県久留米市西町で、道路の側溝に成人の女性が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、発見された際、胸に刃物のようなものが刺さった状態だったということです。〉

思いっきり事件かと思いきや、

〈包丁が刺さった角度や遺族の話などから女性の死に第三者が関与した可能性は低いとみられています〉とのことで驚きました。

〈遺族が、「家庭内のことで思い悩んでいた」と話していることなどから警察は、女性の死に第三者が関与した可能性は低いとみて捜査を進めています。〉

イベント

9/7土曜昼開催　非週刊女性ポパイ13号

いつもの阿佐ヶ谷ロフトではなく新宿のロフトプラスワンにて

取り上げてほしいテーマ、あの裁判について知りたい、みたいなリクエストがありましたら、いつでもご連絡ください。スレッドでもいつでも書き込んでもらえれば！今週も元気にお過ごしくださいませ。

文責：高橋ユキ
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