殺人犯への取材は他の犯罪者より怖いのか? | 高橋ユキの事件簿 #80
こんにちは〜。今日のもくじです。
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息抜きコーナー……書評とかtipsとか。今日は「取材は怖くないか」
きょうの事件簿

KBCニュース1月13日より。
玄界島高齢女性”殺害” 被告の男 殺人罪認める
一昨年4月に福岡・玄界島で発生した殺人事件の裁判員裁判初公判ニュースです。当時、テレビ朝日の『スーパーJチャンネル』木曜に放送していた『真実の行方』というコーナーでこの事件が取り上げられていて、しかもまだ逮捕されていない被告人がインタビューに答えていたのが、すごく印象に残っています。ちょっと不思議な暮らしをしていそうな人だなと思うような雰囲気でした。
それで事件はちょうどコロナで世界中がけっこうシリアスな気持ちになっている時期だったと思うんですが〈弁護側は、中村被告は、女性から新型コロナウイルスに感染していることを疑われたことで激高し、突発的に犯行に及んだと主張しました〉とあってビックリです。ただこれは被告人が言っているだけなので、まだわからないですよね。といっても、あんまり報道がないので悩ましいです。
息抜きタイム

殺人を犯した人とやりとりするのは怖いですか
今日はまたもやリクエストいただいたテーマです。ありがとうございます〜。ニュースレターでは事件や裁判について知りたい方が多いのかな? と想像していたのですが、意外にも私自身のことに興味を持ってくださっている方がいらっしゃることに恐縮したりしています。でも興味ない方にとっては申し訳ないです。
〈ユキさんは、殺人事件の受刑者の方と直接連絡を取ることに、怖さは感じませんか?どんな心持ちで、関わっているのかなと気になっています。〉
こういう感じの話を、昨年10月にインベカヲリ★さんの書籍刊行イベントのお相手を勤めさせていただいた時に少ししました。